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SFgo

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モータースポーツ・スーパフォーミュラの公式アプリ「SFgo」の初期開発にあたり、企画・機能検討からUX設計・情報設計・アプリデザイン・フロントエンド開発を担当しました。
SFgoは、マシンデータやドライバー視点映像とリアルタイムに連携し、生中継の放送映像を中心にドライバー視点映像や様々なデータと切り替えて観戦することができる、レース視聴アプリです。
リアルタイムに連携しているデータは、GPSデータ・アクセル、ブレーキング、ステアリング、ギア、タイヤ温度、OTS(ターボシステム)などのマシンデータ・チームとドライバーの無線・ラップタイム、セクタータイム、ギャップタイムなどや順位などのスタンディングスデータなど多岐に渡り、スピーディに表示を切り替えながらレースを楽しむことができます。    
無料でアプリは利用可能ですが、有料会員になることですべてのレースの視聴とすべての機能が利用できるようになり、普通の動画観戦をするのとは別のユーザ体験を楽しめます。リアルタイムでの視聴はもちろん、SFgo運営事務局がハイライトを作成したりダイジェスト動画をアップしたりしているため、VODで後からレースを楽しむこともできます。
このアプリのリリースに伴って、OTS(オーバーテイクシステム:エンジンのパワーが上昇し、前走車の追い抜きやラップタイムの向上を助けるシステム)の状況をライバルチームが確認できることと、チーム無線を各チーム同士で聞きあえることが前提となり、スーパーフォーミュラのスポーツ体験自体が大きく変わる結果となりました。
WEBブラウザでもアプリと同じように楽しむことができるように、フロントエンドはvue.jsを使用してWEBアプリケーションとして開発を行い、cordovaでラッピングする形でiOS/Androidアプリとしてリリースしています。
PITCHBASEやFL-UXでの経験を展開する形で2021年からプロジェクトがスタートし、引き続きRUN.EDGE株式会社がロジック実装やバックエンド開発を行い、2022年からベータ版がリリースされ、JRPさんと並走しながら2023年に有料会員向けとして本格的にリリースしました。

Produce & Direction : Akihirio Soda
UX Direction:Kohei Takamiya
Design : Masanobu Maeda / Teruyasu Murakami

Client
RUN.EDGE Inc. / Japan Race Promotion