ホテルブランディングの出発点
UDS Hotels
Overview
個性豊かなホテルの集合拠点
UDSグループホテル公式サイトを制作しました。
ホテル カンラやMUJI HOTELなどUDS社が手がける国内外12か所の宿泊施設の情報が、1つのサイトで一覧できるようになりました。
今後施設がさらに増えることを想定し、拡張性を持たせるために独自開発したCMSを利用しています。
Feature1
ここも、あそこも、UDS Hotels
各々の宿泊施設が、UDS社が運営するものだとユーザーに認識されておらず、機会損失に繋がっているという課題がありました。
画一的に見えてしまう旅行予約サイトでは難しい、施設の魅力を大いに伝えること、ユーザーにとって利便性を高くすることを、独自サイトだからこそ実現したいという思いがありました。
Feature2
データに基づいた情報設計
既存の各宿泊施設のサイトに対して、アクセス解析を行い、課題を洗い出しました。
トップページからどのページによく遷移するか、ユーザーがどんな情報を求めているかを分析し、情報に優先順位を付け、サイト全体のUI/UXに落とし込みました。
Feature3
らしさや思いも伝えたい
機能性を担保した上で、さらにUDS社が大切にしていることやユーザーに提供したいことを、Webサイトの訪問者に伝えることを考えました。
例えば、サイトのトップでまずローカルツアーやクラフトなど体験別で探せる構成にすることで、まちづくりにつなげたいというUDS社の思いを表す、所々に温かみのあるイラストを取り入れ、「フレンドリー」、「ホスピタリティ」という同社のパーソナリティが伝わるようにする、などの工夫を施しています。
Feature4
謹製ヘッドレスCMS
「UDS HOTELS」はお客様向けのWEBサイト制作するだけではなく、CMSの構築においても様々な課題がありました。その中でも重要となった課題は以下の3点です。
1.
基本的なホテル施設の情報はCMSで管理運用できること
2.
今後開業されるホテル施設も含め、CMSの構造に影響することなく、デザインを柔軟に表現することができること
3.
今後のUDS社ホテル事業の事業展開にも柔軟に対応できること
これらの課題を解決するため、本プロジェクトでは独自のヘッドレスCMSを構築しました。ヘッドレスCMSはWordpressのような従来のCMSとは異なり、コンテンツを管理するバックエンドの機能だけを持ち、デザインやUIなどの見た目には関与しないことが特徴です。バックエンドのデータ構造とフロントエンドのデザイン・UI設計を独立して考えることができるため、デザイン性と情報設計を両立する「UDS HOTELS」ならではの独自性を実現しました。
新規のホテル施設開業の計画も同様ですが、単年度で完了するプロジェクトではなく、当初より中長期的な視点でフェーズを分けた取り組みとなります。現在もサイトやCMSのアップデート、メンバーシップの設計、宿泊体験と連携した施策などさまざまな取り組みを進行中です。