Webはブランドの旗艦店
TATRAS CONCEPT STORE
Overview
リアル店舗に先駆けて
世界で評価された高品質のファッションアイテムを扱う、ミラノ発祥ブランド「TATRAS」。その直営店が含まれる大型複合店舗が、2020年に「TATRAS CONCEPT STORE」としてリニューアルオープンすることに先立ち、オンラインストアもリニューアルしました。
「機能的」「洗練された」「唯一無二」という3つのテーマを追求し、多種多様な価値観を持つ人々へのTATRAS独自の提案から、新しいファッションへの興味が広がる購入体験をお楽しみいただけます。
Feature1
WebはTATRASの旗艦店
リニューアルに際し、オンラインストアの機能に加えて、ブランドのコンセプトを伝える役割を持たせることが重要な課題の一つでした。
そのために、写真やデザインのイメージを統一するだけでなく、ブランドの思いを伝えやすい特集記事やイベント企画などの独自コンテンツを新しく設けました。
Feature2
未来のファンならどうするか?
TATRAS社による顧客分析の結果、SNSやEC上での提案力が弱かったために、若年層のブランド認知度が低いことが課題の一つとして挙げられました。
そこで、ブランドへの共感を得やすいユーザーを「ファッションやカルチャーに関する感度が高い20代」と仮定してターゲットを絞り、そこから認知を拡げていくための施策を練っていきました。
潜在的な顧客の関心・行動の傾向を分析した上で、商品やコンテンツへの興味が広がる導線を作り、それらを回遊する中でブランドの思いが伝わる設計を目指しました。
Feature3
らしさも使いやすさも
TATRAS社の挑戦を続けるフィロソフィーのもと、ブランドを最大限に表現するデザインが実現できたと思います。快適にショッピングを行う以上に、もっと楽しく、特別な時間を提供するため、ユーザビリティへの影響を考慮しながら遊び心のある要素を取り入れていきました。
例えば商品の詳細ページでは、どのような順番で情報を伝えればより商品の魅力が伝わるかを考え、ユーザーの視線移動に合わせた情報整理を行っています。
ファーストビューには、「モデル名で商品を認識するお客様が多い」という考察をもとに、商品画像と商品名が収まるようにしました。さらにスクロールすると、カラー展開や具体的な商品説明を見ながら画像を切り替えることができ、じっくりと購入を検討できるようにしています。
そのような購入導線でUIに触れていくうちに、ブランドコンセプトも感覚的に伝わることを目指して、インタラクションやタイポグラフィにTATRASのトーンを盛り込んでいます。