
Nemoph / Ex.Lab 2019
Nemoph
おやすみロボット ネモフ

毛むくじゃらの中にくりっとした目が2つ。両手サイズで柔らかボディの「ネモフ」は、“ねむりのお供”をコンセプトに開発された睡眠サポートロボットです。
開発経緯
ネモフは、ペパリズムの制作などをきっかけにロボットに傾倒していったCXOの美馬が、立ち上げた関連会社において企画開発を行い、ハイジ・インターフェイスがラボ活動の一環としてパッケージデザインや製造サポート及び販売代理を担った製品です。
当初は寂しさを癒すコミュニケーションロボットという広いイメージで企画が進んでいましたが、美馬が「毎日使ってもらうためには居場所と役割を明確にした方が良い」と感じ、1日の活動の中の睡眠に焦点を絞った結果、“ねむりのお供”というコンセプトが生まれました。

ネモフは揺れに反応して時刻を喋ったり、不思議なお話を聞かせてくれます。オルゴールやアラーム、ゆるい挨拶など、癒される存在感に加え枕元できちんと役立つ機能を備えています。またメイン基板にはRaspberry Piを使用し、Pythonプログラムによって複数のセンサーやサーボモーターを制御しています。
外部のクリエイターや企業と連携しながら約1年をかけて開発を行い、2018年の10月にクラウドファンディングを開始したところ即日完売を達成。その後もテレビや新聞を始め多くのメディアに取り上げられるなど反響を呼びました。
生産分はすでに完売しており、次期製造と販売は未定となっています。
Ex.Lab 2019
自主制作プロジェクト「Experience Lab. 2019」
ネモフを始め、受託制作ではないこうした製品やサービス開発の経験がハイジ・インターフェイスの活動に息づいています。
2019年には年間を通した自主プロジェクトを広く社内で募集したところ社員の半数以上が名乗りを上げ、ガジェット・ゲーム・シェアリングエコノミーサービスなどそれぞれの個性が活かされた9個のプロジェクトが立ち上がりました。

「Demo Day」と呼ばれる発表日を4ヶ月ごとに設け、最後の発表まで残ったプロジェクト担当者にはAmazonギフト券などの商品が贈られました。
ハイジ・インターフェイスでは自主的な活動や新しい領域へ踏み込むことを応援しており、プロトタイピングや開発をラボ活動として定常的に支援しています。制作案件だけに捕われず、やりたいことや試してみたいことがある場合はいつでも相談を受け付けているので、その思いを話してみてください。
Project Member
